クラウド利用のリスクとデータ保護のあり方とは
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クラウド利用のリスクとデータ保護のあり方とは

近年の急速なIT化によって、クラウドサービスの発展はめざましいものになっています。しかし、まだ黎明期であることから、クラウドサービスの障害も多く発生しています。では、クラウドを利用する際に気をつけるべきことは、何があるでしょうか。
まず、クラウドを使うメリットは何なのでしょうか。それは、自社でサーバーを用意することなく、様々なサービスを利用できる、という点です。データ保存は有名ですが、他にも、多くのサービスが展開されており、業務効率化につながるものがほとんどです。ですが、自社にサーバーがない分、クラウドサービスを運営している会社に何かしらの障害が起こると、そこに保管しているデータが障害に巻き込まれる、というようなことも起こりえます。最悪の場合、データが消失することもあるのです。
クラウドを使っていれば絶対安全であり、安心である、と考える方は少なくありません。そう信じたい、という気持ちも分かりますが、しかし、実際は、そうではありません。ですから、クラウドを信じ過ぎるのは危険です。
クラウドを、たとえばバックアップ保管場所として利用する場合は、他にもバックアップ保管場所を設けておくほうが良いでしょう。自社にデータベースを用意することや、ハードディスクにも保管しておく、というようなことをすることで、安全性を高めることができます。
データ消失や、流出は問題となるため、ぜひ保護しましょう。