SDGsの考え方が広がり、以前より一層、環境保護の考え方が大切とされるようになりました。その結果、紙を使うのも、自然に良くない、ということで、紙を使わないようにする、ペーパーレス化を進めよう、とする人々が増えました。しかし、なかなかペーパーレス化はうまく進みません。では、その理由は何なのでしょうか。
そもそも、政府が脱印鑑を目標としているため、紙での保管が認められなくなった帳簿なども存在します。ですから、社会全体としては、十分に紙を使わない方向に進んでいると言われています。それでも、企業のペーパーレス化がなかなか進まない理由は、いくつかあります。
まず、初期費用がかかってしまう、ということです。ペーパーレスのための機械を買うために、ある程度のお金が必要であるため、その金を払いたくない、という理由で、これまで通り、紙を使い続ける、という企業が多いようです。しかし、ペーパーレス化によって業務が効率化され、より多くの利益を上げられるようになれば、初期費用を回収できる可能性は十分にあります。
また、機械に慣れていないため、機械を導入すると、情報管理をするのが難しくなってしまう、という企業もあります。しかし、慣れれば問題ないため、慣れるまで使うことが重要です。
ぜひペーパーレス化を進めましょう。