電子カルテ、というものがあります。カルテを電子データ化したものです。便利そうに思えますが、実は、そこまで普及していません。では、なぜ普及していないのでしょうか。
電子カルテを作る際には、レセコンを使う必要があります。また、電子カルテには、オンプレミス型とクラウド型があります。これは、サーバーが自社の中にあるか、それとも別の場所にあるか、という違いです。どちらが良いか、というのは、状況によるため、自分に合ったほうを選ぶようにしましょう。
電子カルテは、海外ではそれなりに普及していますが、日本ではまだまだ普及していません。電子カルテは、医療施設が負担することになるため、小規模の医療施設では、初期費用が回収できなくて、赤字になってしまうからです。今後、電子カルテの導入を進めていくためには、導入費用を安くするか、国がお金を出すか、ということが大切でしょう。
